社会保険労務士試験の難易度と合格率

「社会保険労務士試験って、難しい?」

・・・ときかれると、とても困ります。
多分、誰でも困ると思うのです。。

社会保険労務士試験の難易度は?

「行政書士試験よりも難しいけど、司法書士試験よりは簡単なんじゃない?」

・・・くらいの答え方しかできません。

ただ、この答えは一見、的を得ているようで、実は不正確である。

だって、

「社会保険労務士試験には受かったけど、行政書士試験にはどうしても受からないんだよね。」

という人を、実際に何人も知っているから。

社会保険労務士試験も行政書士試験も、はたから見れば似たような国家試験なのに、なぜか人によって、向き不向きがあるらしいです。

だから、難易度というものは、試験内容や出題方式の違いによって、「本人の能力」というよりは「適性」に左右される、とも言えます。

社会保険労務士試験の合格率は?

本人の適性うんぬんという抽象的なことを言っていても仕方がないので、合格率をみてみましょう。

合格率というのは、数字でバーン!と出てくるから、非常にわかりやすい。

社会保険労務士試験の最近の合格率は、以下です。

令和1年度試験 6.6%
平成30年度試験 6.3%
平成29年度試験 6.8%
平成28年度試験 4.4%
平成27年度試験 2.6%
平成26年度試験 9.3%
平成25年度試験 5.41%
平成24年度試験 7.02%
平成23年度試験 7.22%
平成22年度試験 8.64%
平成21年度試験 7.59%

上記を見ればすぐにわかるように、社会保険労務士の合格率は、平均すると大体7パーセント程。

100人受けて、7人しか合格できないというのは、厳しいと言えば確かに厳しいです。

しかし、合格率というものは、受験生全体のレベルに左右されるので、参考になるようで、実はそれほどは参考になりません。

なぜなら、受験生がみんな万全の準備をしてくるわけではないからです。
そしてその傾向は、試験がポピュラーであればあるほど強い。

社会保険労務士試験というのは、行政書士試験と並んで、知名度も人気も高く、それゆえ受験する人の数も多いです。

受験する人が多ければ、中には真剣度の低い受験生や明らかに勉強不足の受験生が、どうしても相当の確率で混じってきます。

そうした受験生が、合格率を引き下げる要因になっているわけです。

そういうわけで、結局、「合格率は参考程度に見ておいてね」という結論に至ります。

合格率だけでは難易度を量れない

社労士の受験資格はたくさんありますが、そのひとつは学歴での視点の「短期大学、高等専門学校卒以上」です。

国家資格の中には、たとえば行政書士のように受験資格をまったく問わない資格も多く、合格率のみで資格の難易度は推し量るのはむずかしい傾向があります。
(一般には、受験者層の学力レベルにばらつきがあるということです)

しかしながら社会保険労務士の受験資格には、明確な基準がいくつもあります。

たとえば「社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人又は弁護士若しくは弁護士法人の業務の補助の事務に従事した期間が通算して3年以上になる者」などもその一つです。

たとえばあなたが大卒者だとしても、社会保険労務に関する知識がゼロだったとしたら、すでに優位に立つライバルが大勢存在しています。
試験準備には謙虚に臨むようにしてください。

とはいえ知識ゼロの地点から、約1年間の努力で合格を勝ち取っている先輩たちは無数にいます。

そして初学者の方が一回の試験で合格するためのコツは、プロの講師からしっかりとした受験テクニックを学び、効率良く学習することです。

合格率うんぬんを気にするよりも、何としてでも社労士試験を突破する意欲を高く持って、幸せを勝ち取っていただきたいと思います!

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